Sunday, February 24, 2008

ECR 2008 Coming Soon

「ああ、けれども
それは遊びぢゃない
暇つぶしぢゃない
充ちあふれた我等の余儀ない命である
生である
力である」
―「人に」高村光太郎「智恵子抄」より


命が輪廻するように、360度が0度になるように、そして日が明日また昇るように。室戸文明が指摘したように、日常とは「強固なロジックの無限の反復」と言える。2007年のウィーンで起きた事柄を綴り始めて約一年、すでに次の会合が目前にある。今年の参加はいささかアンニュイである。放射線医学へのサイエンティフィックな興味が白みながらも応募した抄録はあえなくリジェクト、大義名分は「最新の知見を得る」ということでどうにか成立した。余りにまばゆい去年の経験に比べれば隈があるのはいたし方のないこと。それでもなお私は古く苔むしながらも人を魅了せずにはおれないあの中欧の都市へ、今年も旅立つのである。

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